高度な専門性

元警察官や公認不正検査士(CFE)など、各分野のスペシャリストが調査チームを構成しています。豊富な経験と専門知識を活かした質の高い調査を実現します。

業界横断的な情報網

多様な業界における調査実績から構築された幅広い情報ネットワークを活用し、業界特有の不正パターンや事例に精通しています。業界固有の慣行や取引構造を理解した上での調査により、一般的な調査では見逃されがちな不正の兆候も的確に捉えます。

迅速な対応

24時間365日の緊急対応体制を整え、不正発覚後の初動調査を素早く実施し、被害拡大を防止します。時間経過による証拠散逸のリスクを最小限に抑え、確実な調査を実施します。

信頼性の高い調査

法的証拠能力を確保した調査手法で、訴訟や懲戒処分にも耐えうる確かな証拠を収集します。適法性と証拠としての有効性を両立させた調査により、確実な問題解決を支援します。

徹底した機密保持

調査情報の厳格な管理と秘密保持契約により、企業の機密情報と調査内容を確実に保護します。調査の事実自体も外部に漏れることがないよう、細心の注意を払った調査を実施します。

包括的なサポート

調査結果に基づく対応策の提案や再発防止のための内部統制構築まで一貫してサポートします。問題の発見だけでなく、根本的な解決と将来の予防策までを視野に入れた総合的なアプローチを提供します。

企業調査事例集

当社がこれまでに手がけた社内不正調査の実績をご紹介します。企業や個人が特定されないよう配慮した上で、実際の調査内容と成果をまとめています。

【事例A】経費申告の不正行為発覚調査

調査費用:16万円~ 所要期間:3営業日

調査概要:
地方支店の部長が毎週定期的に航空券を予約し、出発直前にキャンセルするという不審な行動パターンが報告されました。当該人物は会社の財務アドバイザーも兼任しており、機密性の高い案件として慎重に調査を進めました。

調査成果:
徹底的な行動監視により、対象者がキャンセル料金の返金を個人口座に入金している決定的瞬間の映像証拠を入手しました。この証明資料は後の法的措置で重要な役割を果たしました。調査により、対象者は6年以上にわたり月額8万円相当を不正に取得していたことが明らかになりました。

【事例B】業務怠慢社員の行動調査

調査費用:18万円~ 所要期間:4営業日

調査概要:
販売部門の従業員が頻繁に顧客訪問を報告しているにもかかわらず、売上実績が極めて低調である状況が続いていました。社内では実際の訪問活動に疑念が生じ、業務態度の調査依頼がありました。

調査成果:
対象者の業務用タブレット端末の詳細分析を実施したところ、訪問報告時間帯に業務アプリケーションの使用記録がなく、代わりにゲームサイトやショッピングサイトの長時間閲覧履歴が確認されました。この客観的証拠に基づき、会社は適正な人事措置を講じることができました。

【事例C】雇用紛争予防調査

調査費用:7万円~ 所要期間:5営業日

調査概要:
入社2ヶ月の社員が「不当な扱いを受けている」と主張し、労働組合や監督機関への申し立てをほのめかす発言を繰り返していました。企業側は状況を把握するため、この従業員の過去の職歴調査を依頼しました。

調査成果:
前職での勤務実態調査の結果、同様のクレームパターンを複数の企業で繰り返し、和解金を引き出す手法を常習的に行っていた事実が判明しました。この情報により、企業は適切な対応戦略を策定することができました。

【事例D】競業避止義務調査

調査費用:75万円~ 所要期間:5日間

調査概要:
機密性の高い製品開発情報にアクセス権を持っていた技術者が退職後、競合企業に転職したという情報提供がありました。依頼企業は知的財産権侵害の可能性を懸念し、状況確認調査を要請しました。

調査成果:
綿密な行動観察調査の結果、対象者は確かに競合他社に勤務していることが確認されましたが、元の企業の技術情報を不正に利用している証拠は発見されませんでした。この調査結果により、不必要な法的手続きを回避し、企業リソースの効率的な配分が可能となりました。

【事例E】電子証拠収集調査

調査費用:案件の規模・複雑性により異なるため個別見積 所要期間:4~10営業日

調査概要:
内部情報漏洩の疑いが生じたものの、対象者の業務端末には明確な証拠が見当たりませんでした。専門的なデジタルフォレンジック技術による削除データの復元と証拠確保のための調査依頼を受けました。

調査成果:
最新の復元技術を活用し、意図的に消去された電子メールと添付ファイルの回復に成功しました。また、データ消去ソフトウェアの使用履歴も特定し、組織的な証拠隠滅の試みも含めた情報漏洩の全容解明に貢献しました。